赤あざのレーザー治療を保険適応で行なっています
血管腫(けっかんしゅ、赤あざ)とは
血管が増えて赤い盛り上がったできものになったり、血管が拡張して赤あざになったものを血管腫と呼びます。子どもでは生まれつきの赤あざの単純性血管腫や、生まれた後から現れて短期間で急速に大きくなるいちご状血管腫が多いですが、年齢とともに赤い点として出てくるさくらんぼ血管腫や、赤い小さい点を中心にくもの足のように放射状に血管が伸びるくも状血管腫、唇にできる青黒い盛り上がりの静脈湖などが大人では見られます。いずれの血管腫も良性です。
血管腫の治療
VビームIIという血管を破壊するレーザー治療が当院では可能です。単純性血管腫やいちご状血管腫、くも状血管腫などは保険適応で治療ができます。
単純性血管腫は小さい時からレーザーによる治療が可能で、保険適応で3ヶ月に1度照射ができ、5回程度治療することが一般的です。1回の照射で完治はできませんが、繰り返しレーザー治療を行なって血管の赤みを目立たないようにしていきます。大人になってからでも治療はできますが、皮膚の薄いお子さんのうちに治療を行う方が効果が出やすいです。
他の血管腫についてもVビームでの治療を検討できますので、ご相談ください。