おでこ、頬周りの黄色いできものは取ることができます
脂腺増殖症(しせんぞうしょくしょう)とは
毛穴の中にある皮脂を作る脂腺が増えてできるできもので、中年以降に顔に増えてきて、見た目は黄色っぽく赤みがあります。額や頬におおく、盛り上がりがあります。男性に多く、ステロイドの飲み薬や糖尿病、透析が原因で出てくることもあります。
脂腺増殖症の診断と治療
黄色っぽい見た目で、拡大鏡(ダーモスコープ)で見ると表面の血管が拡張していて、中心が凹んで表面がつるっとしている見た目からことから診断をつけます。
治療はラジオ波メスなどを使って、手術的に除去するのが最も確実です。液体窒素による冷凍凝固療法を繰り返すことで脂腺増殖症が小さくなることは期待できますが、完全に取り切ることは難しいです。