川崎の皮膚科なら「川崎たにぐち皮膚科」JR「川崎駅」西口より徒歩約3分。保険診療主体で一般皮膚科から手術(ほくろやいぼ、粉瘤)、レーザー(あざやシミ)、紫外線治療(アトピー性皮膚炎、白斑、乾癬)、アレルギー検査(じんましん、花粉症)まで幅広い皮膚のお悩みに対応します。

毛細血管拡張症

保険診療でレーザー治療が可能です

毛細血管拡張症とは

皮膚の血管が拡張して血管自体の形が目で見てわかるようになった状態を指します。

全身のどこでも起こりえますが、頬や鼻に見られることが多いです。組織学的には皮膚表面から200μm〜250μmの深さにある0.1〜0.5mmの太さの血管が原因となっていて、拡張した血管は自然に元に戻るのは難しいと言われています。

毛細血管拡張症の原因

皮膚の血管への直接的な刺激や、血管の大きさをコントロールしているホルモンバランスの変化によって起こると言われています。

具体的には、湿疹、化粧や鼻のかみ過ぎによる皮膚の擦り過ぎによるものや、ステロイドの長期使用、皮膚が薄かったり、妊娠によるホルモンバランスの変化、肝臓が悪かったりすることで血管拡張が見られたりすることもあります。その他、アルコールの摂取によって見られることが言われています。

毛細血管拡張症の症状

毛細血管拡張症の症状は

  • ・単純型(線状)
  • ・樹枝状
  • ・クモ状

主に上記の3つに分類されます。

・単純型(1本の線状に見えるタイプ)

単純型イメージ

・樹枝状(血管が枝分かれして見えるタイプ)

樹枝状イメージ

・クモ状(中心の血管から拡張した血管が広がるタイプ)

クモ状イメージ

毛細血管拡張症の治療

原因があって毛細血管拡張が起こっている場合はまずその原因を取り除く必要があります。
血管自体への治療介入としてはVビームで拡張した血管を破壊することで毛細血管拡張症の症状を改善することができます。当院ではVビームIIでの治療が可能です。
ニキビ跡の赤みや他に湿疹などが原因となっておこっている場合は保険適応外となりますが、毛細血管拡張症の場合は保険診療でVビームの治療を行うことができます。
保険診療の場合は3ヶ月に1回の照射となりますが、よく見られる部位でいうと鼻の場合はダウンタイムはほぼないと考えてよいのですが、すぐ下に骨がある場所なので痛みが強いです。鼻の毛細血管拡張症は治療に対してかなり抵抗性でかなりの回数が必要となってきます。
頬の場合は数回でかなり反応が見られますが、照射後1週間程度は腫れが続きます。その他の部位でもレーザー治療が可能です。

※治療をご希望の場合は一度診察を行ってからの照射予約となりますので、まず一度診察にご受診ください。

料金について(保険診療で3割負担の場合)

照射面積で料金が変わります

10cm²以下 約6,500円

以降10cm²ごとに1,500円追加となります(上限180cm²で約32,000円)

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