主な有効成分としてレチノール、プロピオン酸レチノール、トラネキサム酸やビタミンCを含有するピーリング施術

レチノール、プロピオン酸レチノールはビタミンA誘導体です。ビタミンA誘導体はピーリング作用（角質剥離作用）、皮膚のターンオーバーの誘導、表皮細胞のヒアルロン酸の産生促進、真皮でのコラーゲン産生促進、メラニン色素を産生する色素細胞の活動阻害など様々な作用を持ちます。これらの作用は加齢によって起こる皮膚のターンオーバーの遅延、皮膚の水分量の低下、真皮のコラーゲン量の減少によるハリの低下や小ジワなどの変化に抵抗するいわゆる加齢によっておこる生理的な細胞機能の低下を補う作用となっています。

トラネキサム酸は抗炎症作用やメラニン産生抑制作用、ビタミンCは抗酸化作用やメラニン産生抑制作用を持つ成分です。

ビタミンA誘導体で気になってくる点として刺激性皮膚炎（いわゆるA反応）があるかと思います。 レチノールというとレチノール配合化粧品で日常的にケアされる方も多いですが、ビタミンA誘導体による刺激性皮膚炎（いわゆるA反応が）ネックになり続けられない方がいらっしゃいます。トラネックスレチピールでも施術後数日から1週間の間は皮膚が赤くなってポロポロとめくれてくる反応が起こりますが、レチノールをしっかり作用させて短期集中で3～4週間に1度の施術ですので、ダウンタイムをコントロールして短期間に押さえながらしっかりとレチノールの効果を期待できます。

施術の流れ：施術時間（15分～30分程度）

1.ご予約

2.カウンセリング

3.洗顔

4.施術

5.施術終了

来院目安

3～4週間ごとに4～6回程度

施術を受けられない方

• ・2週間以内にピーリングの施術をしている方
• ・施術部位に湿疹・ヘルペスなどの症状が出ている方
• ・妊娠中・授乳中の方

副作用

• ・治療中にピリピリとした刺激を感じることがあります（個人差があります）

施術前の注意点

• ・強い日焼けをして炎症している場合や、日焼けをする可能性がある場合（海水浴・スキー場など）は2週間程休止して下さい
• ・ディフェリン、ベピオなどピーリング効果のあるニキビ治療薬、トレチノインや他のピーリングを使用している場合は7日ほど休止してください

施術後の注意点

• ・初回は施術6時間、2回目以降は施術6～8時間後に洗顔をお願いします。
• ・当日お化粧は控えていただきますが日焼け止め、ポイントメイクは可能です。
• ・ディフェリン、ベピオなどピーリング効果のあるニキビ治療薬、トレチノインや他のピーリングを使用している場合は施術後7日ほど休止してください。
• ・ピーリング後一時的に赤み、ひりつき、かさつきなどができることがあります。通常2、3日後から始まり1週間程度でおさまります(個人差があります)。症状が強いと思われる場合には遠慮なく診察をお受けください。
• ・治療期間中は一時的に皮膚が薄くなり、紫外線の影響を受けやすくシミもできやすい状態になりますので、必ず日焼け止めをご使用ください。また、十分に保湿もして下さい。