ホクロを取りたいと考えたときに、どのような方法があるのか詳しく知りたいと考えたことはありますか。

一般的にホクロを除去する方法にはいくつかの種類がありますが、病院ごとに対応できる方法はそれぞれで異なります。

ここからは、「ホクロの原因」、「当院で行っているホクロの除去方法」、「ホクロ除去後の経過」、「ホクロ除去に必要な料金」について詳しくご紹介します。

 

ホクロの原因

一般的にはホクロに遺伝性はなく、ほとんどの場合で産まれた後から作られます。

メラニン色素を作る細胞であるメラノサイトが変化すると、「母斑細胞」と呼ばれます。

ホクロの原因は、主にこの「母斑細胞」と呼ばれる細胞が集まって固まったものです。

「母斑細胞」が皮膚のどの場所に集まるのかによって、ホクロができる場所が異なります。

とくに外見上は皮膚の一番外側にある表皮にしかないと思っても、皮膚の内側である真皮にまで「母斑細胞」が存在していることもあるため、注意が必要です。

 

当院で行っているホクロの除去方法

当院では、3種類の方法によってホクロ除去を行っています。

皮膚を削り取る「ラジオ波メス」、皮膚を切除・除去する「くり抜き法」・「メスによる切除」というそれぞれの除去方法について、以下で詳しくご紹介します。

(※施術前には、全ての方法で局所麻酔薬を使用しています。麻酔薬にアレルギーのある方は、事前にご相談ください)

 

<当院で行っているホクロの除去方法>

 

ラジオ波メス

ラジオ波という高密度なエネルギーを使って患部をメスで削り取る方法です。

細かな操作が可能で、切除をしながら周囲の組織を止血する働きもあります。

顔にある3〜4mm以下のホクロであれば、ラジオ波メスでの除去が可能です。

体以外のホクロやお顔でも大きなホクロになるとラジオ波メス施術後に瘢痕となって跡が残るのでラジオ波メスでの施術はお勧めしておりません。

 

くりぬき法

パンチのような型抜きを使って患部をくり抜く方法です。

1mm~6mmまでのホクロであれば除去が可能です。

小さな穴を皮膚に開けることにより、傷口を小さくできます。

 

メスによる切除

ラジオ波メスでは傷跡が残ってしまいやすい部位や、くりぬき法では対応しきれないサイズのホクロなどに対しては、メスによる切除を行います。

ホクロは、皮膚の外側にだけ存在していると考えがちです。

しかし、皮膚の内側にまで「母斑細胞」が増殖していることもあります。

そのため、たとえ見えているホクロだけを自分で切り取ったとしても、ホクロを完全に除去できたとは言えないのです。

もし自分でホクロを除去しようと思っても、皮膚の下にまであるホクロの細胞を取り除くのは困難です。

まずはお近くの皮膚科を受診するのがよいでしょう。

 

ホクロ除去後の経過

ホクロの除去方法によって、患部の経過がそれぞれで異なります。

代表的な経過についてご紹介します。

 

ラジオ波メス

施術後は、抗菌薬の軟膏を塗布してから、患部を医療用のテープで保護します。

患部の状態を確認するために、2週間後に再診が必要です。

2週間以上経過すると、時間が経つにつれて傷口が塞がり、肌が桃色へと変化していきます。

この桃色は、傷口を修復するための正常な反応といえます。

ただし、桃色の傷口は、日焼けによって色素沈着を起こしやすい状態です。

施術跡を残さないためには、日焼け止めを丁寧に塗布することが大切です。

 

くりぬき法、メスによる切除

どちらの方法でも、施術後には傷口を縫合しなければなりません。

そのため、施術してから1週間後には抜糸のために来院が必要です。

その後は、医療用テープで患部を保護します。

皮膚に赤みや硬さが出る場合もありますが、3か月~6か月ほどかけて少しずつ元の色を取り戻していきます。

 

ホクロ除去に必要な料金

当院でホクロを除去する際に必要となる料金についてご紹介します。

 

ラジオ波メス

全額自費診療です。

ホクロのサイズごとで料金が異なります。

3mmまで10,780円
6mmまで16,280円
10mmまで21,780円

(※10mm以上は5mmごとに11,000円の追加料金が必要です)

複数のホクロを同時に施術することも可能ですが、その場合はサイズを合算して料金を計算します。

たとえば、2mm,3mm,4mmのホクロを一度に治療した場合、合計9mmのサイズと考えて、10mmまでの21,780円が料金です。

 

くりぬき法、メスによる切除

どちらも保険診療が可能です。

保険診療の場合、約10000円~20000円(3割負担の場合)かかることがあります。

具体的な自己負担額が気になるときには、いつでもお気軽にご相談ください。

 

まとめ

ホクロは、メラニン色素を作る細胞であるメラノサイトが変化した「母斑細胞」と呼ばれる細胞が固まったものが原因で発生します。

皮膚の外側だけではなく、皮膚の内側にまでこの細胞が増殖していることもあるため、ホクロを適切に除去したいときには、自分では行わずに必ず病院を受診するようにしましょう。

当院では、「ラジオ波メス」、「くり抜き法」、「メスによる切除」により、ホクロ除去を行っています。

ラジオ波メスは自費診療ですが、くりぬき法とメスによる切除は保険診療が可能です。

気になるホクロを除去したいと考えたときには、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

(川崎たにぐち皮膚科院長 :谷口 隆志 監修)