「毛穴の黒ずみが気になる」、「毛穴の開きをどうにかしたい」など毛穴に関する肌トラブルにお悩みではありませんか。ハイドラフェイシャルは、毛穴の黒ずみや毛穴の開き、ニキビ、肌のくすみなどの幅広い肌悩みにアプローチする施術です。
ここではハイドラフェイシャルの特徴や効果、施術方法、他の毛穴治療との違いなどを紹介します。
毛穴の黒ずみ・開きの原因
毛穴の黒ずみや開き毛穴の原因は、主に皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まり、ターンオーバーが影響しています。ここではそれぞれについて詳しく紹介します。
皮脂の過剰分泌
ホルモンバランスの乱れや脂質の多い食生活などが影響して皮脂の過剰分泌が起こります。
皮脂の過剰分泌が続いてしまうと、毛穴に皮脂が蓄積して毛穴の詰まりの原因になってしまうかもしれません。さらに毛穴に蓄積した皮脂で毛穴が開いてしまうと、皮脂が酸化されやすくなり、毛穴の黒ずみも起こりやすくなります。
角栓の詰まり
皮脂や古い角質が混ざって硬くなると、角栓と呼ばれる小さな塊となってしまいます。角栓が毛穴に詰まってしまうと、毛穴が開きやすくなり、ザラザラとした手触りになってしまいます。さらに角栓が酸化して黒くなると、黒ずみ毛穴も起こってしまうかもしれません。
ターンオーバーの乱れ
古い角質がはがれ落ちて新しい肌細胞が作られることをターンオーバーと呼びます。加齢や肌の乾燥、睡眠不足などによってターンオーバーが乱れてしまうと、肌細胞が未熟な形で肌の表面に押し上げられてしまいます。未熟な角質ははがれ落ちにくいため、古い角質が蓄積しやすくなり、毛穴の詰まりが起こってしまうのです。
これらの原因を解決してくれるのが、ハイドラフェイシャルです。ここからは、ハイドラフェイシャルについてご紹介します。
ハイドラフェイシャルとは
ハイドラフェイシャルは、毛穴の黒ずみや開きの原因である皮脂の過剰分泌、角栓の詰まり、ターンオーバーの乱れにアプローチする施術です。
<ハイドラフェイシャルの特徴>
ハイドラフェイシャルとは、セルフケアだけでは取りきれないような古い角質や皮脂を除去しながら、美容液の導入ができる施術です。肌の表面だけではなく、毛穴の奥に詰まった汚れも吸引除去できるため、毛穴の黒ずみや毛穴の開きなど毛穴のお悩みがある方に向いています。
米国食品医薬品局(FDA)に承認されており、世界各国で使用実績のある機種です。美容成分を補いながら施術をするため、施術後の肌荒れが少なく、ダウンタイムはほとんどありません。施術直後からメイクをしたい方にも向いた施術です。
<ハイドラフェイシャルが向いている方>
・毛穴の黒ずみが気になる方
・毛穴の汚れが気になる方
・毛穴の詰まりが気になる方
・ニキビが気になる方
・オイリー肌が気になる方
・肌をトーンアップしたい方
・肌のキメを整えてハリを出したい方
・肌のザラつき、くすみが気になる方
・化粧ノリが気になる方
・ダウンタイムが短い施術を受けたい方
ハイドラフェイシャルの効果
ここではハイドラフェイシャルの施術で期待できる代表的な効果について紹介します。
毛穴の黒ずみや毛穴の開きに
ハイドラフェイシャルは水流を利用して古い角質や皮脂などの汚れを除去する施術です。毛穴の奥にたまった汚れも洗い流すため、毛穴の黒ずみや毛穴の開きに効果が期待できます。また定期的な施術により、毛穴の引き締め効果も期待できます。
ニキビが作られにくい肌状態に
皮脂が過剰に分泌されて角質が毛穴に詰まると、ニキビの原因として知られているアクネ菌が増殖しやすい肌状態になってしまいます。ハイドラフェイシャルで毛穴の奥にたまった皮脂や角質にアプローチして、ニキビが作られにくい肌状態を目指します。
肌のトーンアップ、肌のくすみに
複数のピーリング剤を使用するため、一般的なピーリングに比べて毛穴の奥から汚れを除去しやすい施術です。ピーリング作用により、肌のトーンアップが期待できます。肌のくすみが気になる方に向いた施術です。
肌のハリやキメに
ハイドラフェイシャルは保湿成分や美容成分を導入する施術です。施術による肌の乾燥を防いでハリやツヤのある肌状態を保ちやすくなります。肌のキメが気になる方や、メイクのノリが悪いと感じている方にも向いた施術です。
ハイドラフェイシャルの施術方法
ハイドラフェイシャルは3つのステップで毛穴や角質の汚れにアプローチします。
ステップ1:クレンジング+ピーリング
水流を使って毛穴を洗浄しながら皮膚を柔らかくして、古い角質や皮脂を浮かせて洗浄します。マイルドなピーリング剤を塗布して、優しく汚れを除去します。
ステップ2:毛穴吸引+保湿
落ちにくい汚れや厚い角質などの毛穴に詰まった頑固な汚れは、ステップ1だけでは除去しきれないかもしれません。ステップ2では毛穴の奥に蓄積した頑固な汚れをターゲットとして吸引除去します。また毛穴の吸引と同時に、保湿成分を導入して肌状態を整えます。
ステップ3:美容液導入+肌を保護する
抗酸化成分やペプチド成分が配合された美容液を導入して、肌にツヤを与えます。肌表面を保護して外部の刺激から肌を保護します。
ハイドラフェイシャルとケミカルピーリングの違い
ハイドラフェイシャルとケミカルピーリングはどちらも古い角質や皮脂を除去する施術です。ここでは当院で受けられるサリチル酸マクロゴールピーリングとの違いについて紹介します。
特徴 | サリチル酸マクロゴールピーリング | ハイドラフェイシャル |
施術内容 | ピーリング作用のある薬剤を使用し、古い角質を除去する | 水流を使用し、ピーリング剤、保湿剤、美容液などを使用して肌を処理する |
対応できる肌悩み | 毛穴の詰まり、開き、ニキビ、肝斑、くすみ、色素沈着など | オイリー肌、ニキビ、毛穴の黒ずみや開き、肌のザラつきなど |
ダウンタイム | 刺激感、赤み、乾燥などが起こる可能性がある | 施術後の肌荒れが少なく、ほとんどダウンタイムがない |
施術回数 | 4週間に1回の頻度で5~6回 | 単発で効果を実感しやすく、継続して施術することも可能 |
<施術内容の違い>
「サリチル酸マクロゴールピーリング」
ピーリング作用のある薬剤を塗布することで、肌表面にある古い角質を除去して新しい角質を作られやすくする施術です。
「ハイドラフェイシャル」
基本的には水流を利用した施術で、各ステップでピーリング剤や保湿剤、美容液などを使用します。肌表面だけではなく、毛穴の奥の汚れまでアプローチする施術です。
<対応できる肌悩みの違い>
「サリチル酸マクロゴールピーリング」
繰り返しの施術により、肌の新陳代謝を整えます。回数を重ねるにつれて少しずつ肌状態が整うため、毛穴の詰まりや開き、ニキビなどの肌トラブルを起こしにくい働きが期待できます。またイオン導入の施術を併用することで、線維芽細胞を活性化させてコラーゲンを作られやすくします。小ジワ、肝斑、肌のくすみ、炎症後色素沈着などの症状にも向いた施術です。
「ハイドラフェイシャル」
ピーリング剤、保湿剤、美容液などを併用した施術により、オイリー肌やニキビ肌などの幅広い肌質に対応しやすい施術です。毛穴の黒ずみや開き、ニキビ、肌のザラつきなどの幅広い肌悩みにアプローチします。
<ダウンタイム>
「サリチル酸マクロゴールピーリング」
薬剤を使用しているため、ダウンタイム中は刺激感や赤み、乾燥などが起こるかもしれません。
「ハイドラフェイシャル」
美容成分を補いながら施術をするため、施術後の肌荒れが少なく、ダウンタイムはほとんどありません。
<施術回数>
「サリチル酸マクロゴールピーリング」
繰り返し施術を受けることで期待した効果を実感しやすくなります。期待した効果を実感しやすくなるタイミングは、4週間に1回の頻度で受けたときの5~6回です。
「ハイドラフェイシャル」
1回の施術だけでも期待した効果を実感しやすくなります。さらに効果を実感したい方は1か月に1回の施術を継続するとよいでしょう。
川崎の皮膚科なら「川崎たにぐち皮膚科」
ハイドラフェイシャルは肌の表面だけではなく、毛穴の奥に詰まった汚れも吸引によって除去できるため、毛穴の黒ずみ・開きが気になる方に向いた施術です。また美容液を導入できるため複数の肌悩みがある方に向いています。当院ではケミカルピーリングのサリチル酸マクロゴールピーリングの施術も受けられます。毛穴の悩みがある方は、お気軽に当院までご相談ください。
価格
以下の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費診療)です。
<自由診療>
下記の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。
初診料 | 1,100円(税込) |
---|---|
再診料 | 330円(税込) |
※ハイドラフェイシャルをご希望の方は、Web受付から時間予約をお取りいただけます。
<ハイドラフェイシャル>
下記の施術は、公的医療保険が適用されない自由診療(自費)です。
全顔 | 1回 | 22,000円(税込) |
---|
副作用とリスク・注意点
禁忌
「ハイドラフェイシャル」
・妊娠中の方
・アスピリンアレルギーのある方
・ヘルペスや皮膚炎の症状が出ている方
・日焼けで炎症が強い方、日焼けをする予定のある方
副作用
「ハイドラフェイシャル」
赤み、ヒリつき、刺激感、ツッパリ感など
注意事項
「ハイドラフェイシャル」
・洗顔やメイク、入浴は当日から可能です。
・ヒリつきやピリピリ感が出るかもしれません。ほとんどの場合は数時間でおさまります。
・刺激感、ツッパリ感、赤みが出るかもしれません。ほとんどの場合は数日間でおさまります。
・まれに色素沈着を引き起こすことがあります。
・施術後は紫外線に弱い状態のため、紫外線対策をしましょう。
・施術前後1週間は、ピーリング剤やハイドロキノンなどの使用は控えてください。
・施術後の肌はダメージを受けやすくなっているため、十分に紫外線対策をしましょう。
「ハイドラフェイシャルについて」
- 未承認医薬品等:ハイドラフェイシャルは未承認医療機器です。
- 入手経路等:当機器は医師が国内の販売代理店で仕入れを行っています。
- 国内の承認機器の有無:同程度の成分または性能を有する国内承認医療機器等はありません。
- 諸外国における安全等に係る情報:当機器は、アメリカのFDA(食品医薬品局)においても認可されています。諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。