肌トラブルが続いているときや、複数の肌悩みが気になることはありませんか。
このようなときには、自力でケアするよりも、専門的な施術が向いているかもしれません。
とくに乾燥、赤み、くすみなどの肌悩みがあるときにオススメなのが、レチノールピールです。
ここからは、当院で施術をしているレチノールピールについて、特徴や効果、ダウンタイムなどを紹介します。
レチノールピールとは
レチノール(ビタミンA誘導体)の入った薬剤を使ったピーリング施術のことです。
当院では、「トラネックスレチピール」という薬剤を使って施術をしています。
<トラネックスレチピールの特徴>
トラネックスレチピールには、ビタミンA誘導体、トラネキサム酸、ビタミンC、酒石酸、クエン酸などの有効成分が含まれています。
代表的なトラネックスレチピールの特徴について紹介します。
ピーリング作用
有効成分であるレチノールやプロピオン酸レチノールといったビタミンA誘導体の働きによって、肌のターンオーバーを促進して角質を除去します。
メラニンの産生抑制作用
トラネキサム酸やビタミンCには、シミや肌くすみの原因となるメラニンの産生を抑制する作用があります。
抗酸化作用
ビタミンC、クエン酸、酒石酸などの抗酸化作用により、肌の細胞を作られやすくして、皮膚のバリア機能を整えます。
抗炎症作用
トラネキサム酸やビタミンCなどの抗炎症作用により、炎症が原因で起こっている幅広い症状を起こりにくくします。
バリア機能の低下を防ぎ、敏感肌や肌のごわつきなどにもアプローチします。
トラネックスレチピールは、さまざまな働きが期待できる有効成分の入った薬剤です。
当院のレチノールピールは、トラネックスレチピールを利用した幅広い肌悩みに対応できる施術といえるのです。
レチノールピールの効果
レチノールピールの施術は、以下のような効果が期待できます。
小ジワ、たるみ、肌のハリや肌弾力のケア
線維芽細胞の増殖を促して、ヒアルロン酸やコラーゲンといった肌にとって必要な成分を作られやすくします。
抗炎症作用により、コラーゲンやエラスチンを壊されにくくします。
肝斑、肌くすみのケア
ターンオーバーを促進して、肝斑や肌くすみの原因となるメラニンを排出しやすくします。
またメラニンの産生も抑制するため、予防的な効果も期待できます。
ニキビ、肌質のケア
過剰な皮脂の分泌を抑制して、脂性肌を整えることでニキビの原因にアプローチします。
また皮膚のバリア機能を整えるため、乾燥肌や肌の赤みなどの肌質をケアしたいときにも向いた施術です。
とくに複数の肌悩みがあるときには、レチノールピールの効果を実感しやすくなることでしょう。
レチノールピールのダウンタイム
レチノールピールの施術後は、赤み、ひりつき、かさつきなどの症状があらわれるかもしれません。
通常、施術後2~3日してから症状が出現し、1週間程度で落ち着きます。
この期間には、皮膚がめくれてはがれることもありますがあくまで一時的な症状です。
ダウンタイムの症状には個人差があります。
もしダウンタイム中の症状が強いと感じたときには、いつでもお気軽にご相談ください。
注意事項・料金など
施術を受けられない方
- 妊娠中、授乳中の方
- 2週間以内にピーリングの施術を受けた方
- 施術部位に皮膚疾患や感染症などがある方
注意事項
- ピーリング効果のあるニキビ治療の薬(ディフェリンゲル:アダパレン、ベピオゲル:過酸化ベンゾイルなど)を使用しているときは7日ほど休止してください。
- 他にピーリング剤を使用しているときは、7日ほど休止してください。
- 患部に強い日焼けや炎症があるときや、レジャーなどで日焼けをする可能性があるときには、施術を2週間ほど休止してください。
- 初回の施術後は6時間後に、2回目以降は施術後6~8時間後に洗顔をしましょう。
- 施術当日は、メイクを控えてください。日焼け止めやポイントメイクは可能です。
- 治療期間中は、一時的に皮膚が薄くなるため、紫外線の影響を受けやすくなります。シミなどの肌トラブルが起こらないよう必ず日焼け止めを使用してください。また、十分な保湿も必要です。
料金
全顔(1回) 22,000円(税込)
川崎の皮膚科なら「川崎たにぐち皮膚科」
乾燥、赤み、くすみなどの肌悩みがあるときには、トラネックスレチピールを使用したレチノールピールがオススメです。
とくに複数の肌悩みがある方は、トラネックスレチピールに含まれている有効成分のさまざまな効果を実感しやすくなることでしょう。
レチノールピールの施術をご希望の際には、いつでもお気軽にご相談ください。
初回受診の方は、待ち時間の短縮が可能なWeb予約をぜひご利用ください。