「フォトフェイシャルってどんな施術?」「フォトフェイシャルを受けると老けるって本当?」と考えている方もいるのではないでしょうか。フォトフェイシャルとは、シミやそばかす、肌のくすみを改善し、肌の若返りを目的にした光治療です。

ここでは、フォトフェイシャルの効果や副作用、施術料金について解説いたします。

 

フォトフェイシャルとは

フォトフェイシャルとは、シミやそばかす、肌のくすみを改善し、肌の若返りを目的にした光治療です。

当院では「フォトフェイシャルステラM22」と「フォトシルクプラスを用いて施術を行っています。

フォトフェイシャルには、以下の特徴があります。

  • マイルドな光治療なので痛みが少ない
  • 顔全体に当てるので自分で気づかなかったシミにも反応する
  • シミ以外にも肌のトーンアップ、ハリ、肌質改善にも効果がある
  • ダウンタイムがなく、施術直後から化粧できる
  • 照射時間は10分〜15分

回数を重ねるごとに効果が出るので、肌の美しさを維持するために定期的に受けることも可能です。

 

フォトフェイシャルの効果

フォトフェイシャルは以下のような症状へ効果が期待できます。

  • 色素性病変:老人性色素斑やそばかすなど
  • 血管性病変:赤ら顔やニキビ跡の赤みなどの改善
  • 肌色の改善:くすみや色むらなどの改善
  • お肌の若返り・老化防止:しみやくすみの予防
  • コラーゲン産生アップ:肌にハリを与えて毛穴を改善
  • ニキビの改善:ニキビ悪化の予防

メラニン色素が原因のお肌のお悩み、たとえば「シミ・くすみ」「そばかす」「色素沈着」などのほか、「ニキビやニキビ跡」「赤ら顔などの赤み」「毛穴の開き」「肌質改善」などお肌のあらゆるトラブルに対応可能です。

トラブルの改善とともに、真皮層にも働きかけるのでコラーゲンを産生して、肌のキメや質感を整えます。

顔全体に有効な光をあて、素肌が持つ本来の力を呼び戻すので、内側から美しく変化するのが実感できるでしょう。

 

フォトフェイシャルのリスク・副作用と注意点

 

リスク・副作用

フォトフェイシャルのリスク・副作用は以下の通りです。

  • 痛み
  • 皮膚の損傷、火傷、傷跡
  • 色素沈着
  • 浮腫、むくみ
  • 紅斑・紫斑

治療後の経過には個人差はあります。

痛みや赤みは数時間から数日で消失しますが、発赤や水泡、かさぶたができた場合は、すぐにご連絡ください。

 

注意点

治療を受けられない方は以下の通りです。

  • 妊娠中、授乳中の方
  • ケロイド体質の方
  • 光線過敏もしくは光線過敏を高める薬剤を使用中の方
  • ヘルペスの症状が出ている方
  • 重度の皮膚疾患がある方
  • 日焼けをしている、または日焼けをする予定のある方
  • 施術部位に金属製品やプロテーゼが入っている場合
  • 治療部位にアートメイクや刺青を入れている方
  • 心臓ペースメーカーを使用している方
  • 糖尿病・心疾患・出血性疾患・てんかん・ベル麻痺の方
  • 抗血液凝固剤を服用中の方

光線過敏を高める薬剤としては、抗菌薬や抗ヒスタミン薬、抗精神病薬、利尿薬、消炎鎮痛薬などがあります。

お薬手帳でも確認できる場合がありますが、詳しくは医師・薬剤師にご相談ください。

トレチノインやピーリング剤などの使用は、施術前後3日間は中止してください。

 

施術直後よりメイクが可能です。

肌が敏感になっているので、日焼け止めなどを塗って紫外線予防を行いましょう。

ほてり感があっても、1日~2日で消失します。

1週間経過する頃から、濃く浮き出たところが自然に剥がれます。

施術から1週間くらいは肌が乾燥しがちなので、十分な保湿を心がけてください。

 

フォトフェイシャルステラM22とフォトシルクプラスの違い

フォトフェイシャルステラM22フォトシルクプラスの大きな違いは、使用する光エネルギーです。

フォトフェイシャルステラM22で使う光エネルギーはIPL(Intense Pulsed Light)、フォトシルクプラスで使う光エネルギーはUPL(U-shape Pulse Light)です。

 

フォトフェイシャルステラM22は、400nm‐1200nmの波長の光を用いて、肌質や目的にあったフィルターから光の波長を調整することができます。

治療器の照射部分がコンパクトなため、鼻などの立体的な部分にも細かく照射することが可能なことも特徴です。

 

フォトシルクプラスは、500nm‐950nmの波長に絞った光を用いて幅広い波長を照射することで、シミの原因となるメラニン粒子への反応性や分解能が高いとされています。

他の光治療器で取りきれなかったシミにも効果が期待できます。

 

どちらも照射時の痛みは輪ゴムで軽く弾いた程度なので、痛みが苦手な方でも安心です。

またシャワーなら当日から、入浴であれば翌日から可能です。

ダウンタイムがないので、忙しい方にもおすすめできます。

 

フォトフェイシャルを行うかどうか、どちらの機器で行うかは、お肌の状態やお悩みに応じて医師と相談しながら選択することができます。

フォトフェイシャルの詳しい説明が下記にありますので、ぜひ読んでみてください。

光治療(フォトシルクプラス治療) 

フォトフェイシャルステラM22

 

施術料金

この治療法は自由診療のため、公的医療保険は適用されません。

 

【費用】

顔全体:1回 27,500円

※成長因子入りマスクパック(2,200円)との併用でより高い効果が期待できます。
※フォトフェイシャルは、web受付で時間予約することができます。
※料金は税込みです。

施術時間および回数には個人差がありますが、通常15分程度の施術時間、4週間間隔で5~6回施術を行うことをおすすめしています。

 

肌に悩みのある方は「川崎たにぐち皮膚科」へ

フォトフェイシャルは、肌全般の若返りを目的にしている光治療です。

肌状態や現在のお悩みなどを考えて、適切な施術方法をご提案いたします。

肌のシミやそばかす、くすみなどでお悩みの方は当院へお気軽にご相談ください。

当院の受診方法はこちらをご確認ください。

 

(川崎たにぐち皮膚科院長 :谷口 隆志 監修)

 

「フォトシルクプラスについて」

  • 未承認医薬品等:フォトシルクプラスは医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。
  • 入手経路等:医師の責任の下、厚生労働省から輸入許可申請を得た上でイタリアのDEKA社より個人輸入しています。
  • 国内の承認機器の有無:同一の成分や性能を有する他の国内承認機器等はありません。
  • 諸外国における安全性等に係る情報:諸外国において、治療に伴う重大な副作用の報告はありません。

 

「フォトフェイシャルステラM22について」

  • 未承認医薬品等:フォトフェイシャルステラM22は医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。
  • 入手経路等:医師の責任の下、ルミナス社より個人輸入しています。
  • 国内の承認機器の有無:同一の成分や性能を有する他の国内承認機器等はありません。
  • 諸外国における安全性等に係る情報:諸外国において、治療に伴う重大な副作用の報告はありません。

個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報はこちらのページをご覧ください。