「顔のたるみを改善したいけれど、痛みが不安」「痛みに弱くて、なかなか治療に踏み出せない」と悩んでいませんか。ボルニューマは冷却機能や振動機能などにより、熱さや刺激に配慮された治療です。
本記事では、施術中の痛みの程度や痛みを感じやすい部位、痛みを抑える仕組み、ダウンタイム、ハイフとの違いについてわかりやすく解説します。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
2007年に東京大学を卒業後、東京大学医学部附属病院を中心に総合病院やクリニックで一般皮膚科、小児皮膚科、皮膚外科手術、アレルギー、美容皮膚科領域の診療を行ってきました。その経験・知識を活かし、幅広い医療機器を備えて、様々な皮膚のトラブルの助けになれるよう取り組んで参ります。
ボルニューマの痛みはどれくらい?

ボルニューマの施術中は、熱さやチップで押されるような感覚を覚えることがあります。高周波(RF)が真皮に熱を加える仕組みのため、皮膚の内側からじんわりと温まるような刺激を感じる場合があります。[1]
ただし、痛みの感じ方には個人差があり、照射する部位や出力によっても異なる点は理解しておきましょう。
ボルニューマで痛みを感じやすい部位

ボルニューマは、次のような部位で痛みを感じやすいことがあります。
- フェイスラインやあご下など、骨に近い部位
- 目元やこめかみ周辺など、皮膚や皮下脂肪が薄い部位
ただし、同じ部位でも出力や照射方法によって痛みの感じ方は異なります。痛みを強く感じた場合、我慢せず施術者に伝えましょう。
ボルニューマの痛みが少ないといわれる理由

ボルニューマは、施術中の熱さや刺激に配慮した複数の機能を備えていることが特徴です。連続水冷機能により、高周波を照射している間も皮膚表面を冷却し、熱感や不快感をやわらげます。
さらに、振動機能を備えており、施術中の刺激を感じにくくするよう工夫されています。曲面状のチップは顔の凹凸に沿って密着しやすく、チップの端にエネルギーが集中しにくい設計です。
ボルニューマの痛みを強く感じやすい人の特徴

ボルニューマは次のような方や状態で、痛みや刺激を強く感じる可能性があります。
- もともと痛みに敏感な方
- 肌が乾燥している方や、肌荒れなどでバリア機能が低下している方
- 過去にハイフやサーマクールで痛みを強く感じた方
また、睡眠不足や体調不良のときは、普段より刺激を強く感じることがあります。
ボルニューマの痛みを抑えるためにできること

ボルニューマの痛みが不安な方は、施術前に医師へ伝えましょう。施術中は痛みや刺激の感じ方を確認しながら、出力を調整して進めることが可能です。
また、乾燥や紫外線による肌への刺激を避けるために、施術前後は低刺激の乳液やクリームなどで保湿し、日焼け止めや帽子などで対策しましょう。発熱や強い疲労感など体調が悪い日は無理に施術を受けず、医師へ相談してください。
ボルニューマのダウンタイムと施術後の痛み

ボルニューマはダウンタイムが比較的短い治療です。施術後に赤みやほてり、軽いむくみなどが現れることがありますが、通常は数時間から数日で治まるとされています。
健康なアジア人女性を対象に、ボルニューマと従来型RF機器を比較した臨床研究でも、施術後の軽度の赤みとむくみは自然に改善し、研究期間中、持続する赤みや腫れは認められませんでした。[2]
また、施術当日から洗顔やメイク、シャワー、入浴が可能です。ただし、数日間はピーリング剤を避け、当日は激しい運動やサウナ、過度な飲酒は控えてください。
痛みや赤みが強い場合や長引く場合、水疱ややけどが疑われる場合は、早めにクリニックに相談しましょう。
ボルニューマのダウンタイムについてさらに詳しく知りたい方は「ボルニューマのダウンタイムは短い?赤みや腫れはいつ治る?|美容皮膚科医が徹底解説」もあわせてご覧ください。
ボルニューマとハイフはどちらが痛い?違いを比較

ボルニューマとハイフのどちらが痛いかは一概にはいえず、使用する機器や出力、照射部位、個人の感じ方によって異なります。
比較項目 | ボルニューマ | ハイフ |
使用するエネルギー | 高周波(RF) | 高密度焦点式超音波(HIFU) |
熱の伝わり方 | 真皮から皮下脂肪層へ広く熱を加える | SMAS筋膜など、設定した深さへ点状に熱を加える |
ボルニューマは、痛みに不安がある方にとって選択肢の1つです。ただし、痛みだけでなく、たるみの状態や希望する仕上がりも踏まえて医師と相談しましょう。
川崎たにぐち皮膚科のボルニューマ治療の特徴

川崎たにぐち皮膚科では、医師が肌の状態やたるみの程度を確認し、ボルニューマの適応を判断します。一人ひとりに合わせて出力や照射方法を調整し、メーカー純正機器と正規チップを使用しています。
痛みへの不安や過去の美容施術で痛みを強く感じた方は、診察時にご相談ください。当院の施術の流れは「ボルニューマ」でも詳しく解説しています。こちらも参考にご覧ください。
ボルニューマの料金
ボルニューマは、公的医療保険が適用されない自由診療(自費診療)です。
全顔(頬・顎下・目周り・額) | 300ショット:66,000円(税込) |
ボルニューマの痛みに関するよくある質問

Q:ボルニューマは施術後にヒリヒリしますか?
施術後に、一時的な熱感やヒリヒリ感が生じることがあります。症状が強い場合や長引く場合は、医師に相談してください。
Q:ボルニューマは麻酔なしで受けられますか?
一般的には、麻酔を使用せずに施術できます。痛みの感じ方には個人差があるため、不安な方は施術前に医師へ相談しましょう。
ボルニューマをお考えの方は川崎たにぐち皮膚科へ

ボルニューマは冷却機能やチップの工夫により、施術中の熱さや刺激に配慮されています。施術時の痛みが不安な方にとっては、選択肢の1つになるでしょう。
施術後に赤みやほてり、軽いむくみが現れることもありますが、一時的なことが多いとされています。ボルニューマでたるみ治療をお考えの方は、川崎たにぐち皮膚科へお気軽にご相談ください。
【参考文献】
[1] Aesthetic Medical Practitioner. Introducing Monopolar RF reinvented. Issue 39, Spring 2024, 114–117.
[2] Roh, H., Lee, Y. I., Lee, S. G., Hwang, J. K., Jung, J., & Lee, J. H. (2025). Comparative Analysis on the Efficacy of Monopolar Radiofrequency With Continuous Water Cooling and Conventional Cryogen Spray Cooling in Facial Rejuvenation. Annals of Dermatology, 37(6), 397–407.
https://doi.org/10.5021/ad.25.166
「ボルニューマについて」
- 未承認医薬品等
ボルニューマは医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。
- 入手経路等
INFIX社経由にて入手しています。
- 国内の承認医薬品等の有無
同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品医療機器等はありません。
- 諸外国における安全性等に関する情報
韓国食品医薬品安全省(MFDS)の承認を受けています。

