「ボルニューマはたるみに効かないの?」「受けて後悔しない?」と不安に感じている人は多いのではないでしょうか。

ボルニューマは肌の引き締めやハリ感の向上が期待できる施術ですが、効果の感じ方には個人差があります。

本記事では、効果がないと感じる理由や期待できる変化、施術前に確認したいポイントをわかりやすく解説します。

谷口 隆志(たにぐち たかし)

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医

2007年に東京大学を卒業後、東京大学医学部附属病院を中心に総合病院やクリニックで一般皮膚科、小児皮膚科、皮膚外科手術、アレルギー、美容皮膚科領域の診療を行ってきました。その経験・知識を活かし、幅広い医療機器を備えて、様々な皮膚のトラブルの助けになれるよう取り組んで参ります。

ボルニューマは本当に効果がない?

ボルニューマは、高周波RFの熱を利用してたるみにアプローチする施術です。

ただし、効果の感じ方はたるみの状態や肌質、求める変化によって個人差があります。

施術直後だけで判断せず、一定期間の経過を見ながら変化を確認することが大切です。

ボルニューマは効果がないと感じる主な理由

ボルニューマで効果がないと感じる背景には、主に以下のような理由があります。

  1. 期待していた変化と実際の変化にギャップがある
  2. たるみの原因がボルニューマの得意分野と合っていない
  3. ショット数や照射レベルが肌状態に合っていない
  4. 効果を判断するタイミングが早すぎる
  5. たるみが進行していて単独治療では物足りない

ボルニューマは自然な引き締めをめざす施術であり、フェイスラインを大きく引き上げる治療ではありません。

また、肌状態に対してショット数や照射レベルが合っていない場合も、期待した変化につながりにくいことがあります。施術直後だけで判断すると、本来の変化を確認する前に効果がないと感じてしまう場合もあります。

ボルニューマで期待できる効果と仕組み

ボルニューマは高周波RFの熱を真皮層〜脂肪層へ届け、肌を内側から引き締める施術です。

RF治療では肌の内部を温めることでコラーゲン線維が収縮し、施術後の引き締まり感につながると考えられています。[1]

時間の経過とともにコラーゲンの生成が促され、ハリ感や弾力のある肌をめざせます。切開を伴わないため、ダウンタイムは比較的少ないことも特徴です。

ボルニューマの効果はいつから?いつまで続く?

ボルニューマは、施術直後から肌の引き締まりを感じる方もいます。肌のハリ感や弾力は数週間〜数か月かけて変化することがあるため、経過を見ながら確認することが大切です。

高周波RFを用いた下顔面のたるみ治療の研究では、1回の施術後、施術直後だけでなく1か月後・3か月後・6か月後にも改善が観察されました。6か月後には、1か月後よりも改善が進んでいたと報告されています。[2]

効果を維持するためには、肌状態に合わせて定期的な施術を検討するとよいでしょう。

ボルニューマの効果が出やすい人・出にくい人

ボルニューマの効果が出やすいのは、軽度〜中等度までのたるみや肌のハリ不足が気になる方です。

一方で、たるみが進行している方や、脂肪の下垂・皮膚の余りが目立つ方は、ボルニューマ単独では効果を実感しにくい場合があります。

自分のたるみの原因に合う治療かどうかを、施術前に医師へ相談することが大切です。

ボルニューマとハイフの違い|どちらを選ぶべき?

ボルニューマとハイフはどちらもたるみ治療ですが、以下のように熱を届ける層や得意なアプローチが異なります。

施術

主な特徴

ボルニューマ

高周波RFで真皮層~皮下脂肪層に熱を届け、肌の引き締めやハリ感のアップをめざす

ハイフ

超音波でSMAS筋膜などより深い層へ熱を届け、土台からの引き上げをめざす

肌のゆるみやハリ不足が気になる方にはボルニューマ、深いたるみやフェイスラインのもたつきが気になる方にはハイフが向いている場合があります。

ただし、適した治療はたるみの原因によって異なるため、診察で肌状態を確認してもらうことが重要です。

後悔しないために|ボルニューマの施術前に確認したいこと

後悔しないためには、ボルニューマを受ける前に、自分の悩みやたるみの状態が治療に合っているかを医師に確認しましょう。

どの部位にどのように照射するのか、効果を実感する時期や治療の限界についても説明を受けておくことが大切です。

また、ボルニューマには以下のような副作用が起こる可能性があります。

  • 赤み・腫れ・痛み
  • 熱感・しびれ・内出血
  • まれに火傷・水疱

人工ペースメーカーを使用している方、妊娠中・授乳中の方、糖尿病など持病がある方は施術を受けられないケースもあるため、医師に相談しましょう。[3]

副作用やダウンタイムについて詳しく知りたい方は「ボルニューマのダウンタイムは短い?赤みや腫れはいつ治る?|美容皮膚科医が徹底解説」をご覧ください。

ボルニューマの効果を高めるためにできること

ボルニューマの施術後は、紫外線対策と保湿を意識し、肌への刺激をできるだけ避けてください。紫外線や乾燥は肌のバリア機能に影響し、赤みや刺激感につながることがあるためです。

また、十分な睡眠、たんぱく質やビタミンを含むバランスのよい食事を心がけるなど、肌状態を整える生活習慣も大切です。効果の感じ方や持続期間には個人差があるため、必要に応じて定期的なメンテナンスを検討しましょう。

川崎でボルニューマを相談するなら、たにぐち皮膚科へ

川崎たにぐち皮膚科では、医師が患者さま一人ひとりの肌状態やたるみの程度を確認した上で、ボルニューマの適応を判断しています。

ボルニューマには施術中に表皮を冷却したり、垂直方向の振動を発生させたりする機能があり、痛みを分散させる仕組みがあることが特徴です。当院では、気になる痛みに配慮した施術をめざしています。

ボルニューマ治療について詳しく知りたい方は「ボルニューマ – 美容皮膚科、形成外科」もあわせてご覧ください

ボルニューマの料金

ボルニューマは、公的保険が適用されない自由診療(自費治療)です。

全顔(頬・顎下・目周り・額)

300ショット:66,000円(税込)

ボルニューマに関するよくある質問

Q:ボルニューマは1回でも効果を感じられますか?

1回の施術でも肌の引き締まりやハリ感の変化を感じる方はいますが、効果の感じ方には個人差があります。たるみの程度や肌状態によっても異なるため、一定期間の経過を見ながら確認することが大切です。

Q:ボルニューマの施術間隔はどのくらいですか?

ボルニューマの施術間隔は部位や肌状態によって異なりますが、顔の場合は3〜6か月ごとの施術が目安です。持続期間には個人差があるため、診察時に医師へ相談しましょう。

たるみでボルニューマを検討している方は川崎たにぐち皮膚科へご相談ください

ボルニューマは、たるみや肌のハリ不足にアプローチする施術です。

後悔しないためには、事前にたるみの原因や肌状態に合った治療かを確認することが大切です。

ボルニューマを検討している方は、川崎たにぐち皮膚科へご相談ください。

【川崎たにぐち皮膚科院長:谷口 隆志 監修】

 

ボルニューマについて
●未承認医薬品等
ボルニューマは医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。
●入手経路等
INFIX社経由にて入手しています。
●国内の承認医薬品等の有無
同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品医療機器等はありません。
●諸外国における安全性等に関する情報
韓国食品医薬品安全省(MFDS)の承認を受けています。

 

【参考文献】

[1] Bonjorno, A. R., Gomes, T. B., Pereira, M. C., de Carvalho, C. M., Gabardo, M. C. L., Kaizer, M. R., & Zielak, J. C. (2020). Radiofrequency therapy in esthetic dermatology: A review of clinical evidences. Journal of Cosmetic Dermatology, 19(2), 278–281.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31691477/

[2] Wanitphakdeedecha, R., Yogya, Y., Yan, C., Phumariyapong, P., Nanchaipruek, Y., Thongjaroensirikul, P., Maneeprasopchoke, P., Techapichetvanich, T., Eimpunth, S., & Manuskiatti, W. (2022). Efficacy and Safety of Monopolar Radiofrequency for Treatment of Lower Facial Laxity in Asians. Dermatology and Therapy, 12(11), 2563–2573.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36166188/

[3] VOLNEWMER Instructions for Use.
https://imda.moh.gov.vn/documents/10182/48656093/upload_00006116_1699589614479.pdf