川崎の皮膚科なら「川崎たにぐち皮膚科」JR「川崎駅」西口より徒歩約3分。保険診療主体で一般皮膚科から手術(ほくろやいぼ、粉瘤)、レーザー(あざやシミ)、紫外線治療(アトピー性皮膚炎、白斑、乾癬)、アレルギー検査(じんましん、花粉症)まで幅広い皮膚のお悩みに対応します。

手湿疹

しっかりした治療と予防が大切です

手は様々なものに触れるため、触れたものが刺激になったり、触ったものがアレルギー反応を起こすこともあり、荒れてしまう人が多い場所です。
手湿疹の治療の基本はマメな保湿とステロイドの塗り薬になります。アレルギー反応で起きている場合は原因を避ける必要があります。かゆみが強かったりゴワゴワになってしまい治らない手湿疹については当院で行なっているエキシマライトを用いた紫外線治療が有効なことがありますのでご相談ください。

手湿疹とは

手におこる湿疹を手湿疹といいますが、手に湿疹ができる原因には、主に外部からの刺激によるものやアレルギー反応が考えられます。
通常、皮膚には汗腺と毛包があります。皮膚の潤いは汗腺から分泌される汗と毛包にある皮脂腺から分泌される皮脂、皮膚の細胞にある脂質などによる皮脂膜によって保たれています。しかし手の皮膚には皮脂を分泌する毛包がないため、乾燥しやすい状態にあり、一度乾燥するとひび割れなどに進みやすいです。水仕事で皮膚のセラミドや天然保湿因子といった保湿成分が落ちることによりバリア機能が低下し、皮膚が刺激に弱くなることで湿疹がおこりやすくなります。約7割の人が刺激性接触皮膚炎といって、アレルギーではなくバリア機能が落ちてしまった皮膚が刺激に耐えきれずに手湿疹となってしまっています。
アレルギーによって手湿疹が起きてしまう人は、金属や食べ物、植物、ゴム手袋などが触れることで手湿疹が起きてしまいます。

手湿疹の症状は大きく分けて”乾燥型”と”湿潤型”の2種類に分けられ、前者は秋冬、後者は春夏にみられやすいことが特徴のひとつです。乾燥型の場合、手のひらや指にかゆみや乾燥がみられ、ひどくなるとひび割れが生じることもあります。また皮膚が硬くなったり、指紋が消える場合もあります。一方、湿潤型の場合には手のひら、指、手の甲などに小さな発疹や水ぶくれなどが現れ、かゆみが強い場合もあります。

手湿疹の治療

手湿疹の治療の基本は壊れてしまったバリア機能の修復とおきてしまった炎症を抑えることです。基本的に、乾燥型の場合には保湿剤による治療が効果的です。保湿剤には、尿素、ヘパリン類似物質、ワセリンなどがあり、保湿性の高いものが良い場合には尿素やヘパリン類似物質を、刺激が少ないものが良い場合にはワセリンを選ぶと良いでしょう。
一方、湿潤型や症状がひどい場合には、ステロイド外用薬に効果が期待できます。

またかゆみが強い場合には、ヒスタミンというかゆみを引き起こす物質の反応を抑える抗ヒスタミン薬などが使われることもあります。抗ヒスタミン薬には今のかゆみを止める効果と一緒に、飲み続けることによってかゆみの症状を出にくくする効果もあります。
また、アレルギーのあるものに触れることで手湿疹となっているときは、原因となっているものを避ける必要があります。

保湿

乾燥型の手湿疹の治療としていちばん大事なのは保湿です。手を頻繁に洗う方は手が乾燥しやすく、すぐに荒れてしまいます。保湿をマメにすることで乾燥をふせげるので、手が赤くなったり、きれたり、ゴワゴワする、といった手湿疹の症状を予防できます。
最低でも1日3回程度、頻繁にこまめに塗り、症状が悪化するのを防ぎましょう。

ステロイドの塗り薬

手や指のガサガサがひどくなったり、ゴワゴワしてきたり、赤くかゆい場合には皮膚に炎症が起こっているため、保湿剤だけで治すのは難しいです。炎症が起きている場合にはステロイドの塗り薬を使って治療することが必要です。手の場合は薬がとれやすいので、1日3~4回は強めのステロイドの塗り薬を使って治療するといいです。軟膏の方が効きはいいですが、クリームのほうが塗りやすく使いやすいです。

紫外線治療(エキシマライト)

手湿疹は治りにくい方が多くいらっしゃいます。かゆみが強く、小さな水ぶくれができるタイプ、ゴワゴワと皮膚が厚くなるタイプ、指先ががさがさするタイプは特に治りにくいです。そのような場合には紫外線を症状の悪いところだけ当てることのできるエキシマライトが有効なことが多いです。308nmという皮膚の炎症を抑えるのに有効な紫外線の波長だけを選んで局所的に当てる装置がエキシマライトです。一回あたりの照射は数秒で、数回に分けて手全体に照射します。週2回ほど当てると効果が最もありますが、それほど頻繁に受診できない場合には週1回~2週に1回でも効果は出ます。手湿疹がなかなか治らないとお困りの方はご相談ください。

川崎たにぐち皮膚科ロゴ

受付時間
11:00~14:30
16:00~19:00

…土曜日は9:30~12:00、14:00~16:30

休診日

  • 木曜
  • 日曜
  • 祝日

※平日午前の初診の受付は受付終了10分前まで

 
午前 院長
女性医師
院長
女性医師
院長
女性医師
院長
女性医師
院長
非常勤医師
午後 院長
女性医師
院長
女性医師
院長
女性医師
院長
女性医師
院長
非常勤医師

※都合により非常勤医師が交代となることがあります

お気軽にお問い合わせください

川崎たにぐち皮膚科電話番号 044-223-7336

当院の診察は予約制ではございません

〒212-0014 神奈川県川崎市幸区大宮町5-6 コ・オリナ・ビル3階

→GoogleMap
MAP
電車

JR東海道本線・京浜東北線・南武線「川崎駅」西口より徒歩約3分

PAGETOP
Copyright © 2024 川崎たにぐち皮膚科 All Rights Reserved.